オリジナル扇子をつくる
絵や書など、あなたの作品をカタチに。
ご自身の作品を扇子にしてみませんか。
扇子を作るための専用の和紙、扇面紙にオリジナルデザインの絵や書を描いていただき、京の工匠が厳選された素材を使用し入念に扇子にお仕立ていたします。
絵や書画、俳句、など世界に一つだけのオリジナル扇子としてお出かけのお供に、親しい方への贈り物にと、ご自身の作品として様々な用途にご利用いただけます。
オリジナル扇子の制作は一本税込2,970円からです。
※扇骨は白竹で片面仕上げの場合の価格です。
※内訳は、扇面紙税込220円~と仕立て代が税込2,750円~です。
※両面仕立ての場合には、仕立て代として税込3,575円いただきます。
※別途送料頂戴いたします。
作品例1 6寸5分(縦19.5cm)25本骨 白竹 画仙紙使用
作品例2 6寸5分(縦19.5cm)35本骨 染骨 柄入り扇面紙使用
作品ができるまでの流れ
完成までの制作フローは、以下の通りです。
店頭で専用の和紙(扇面紙)をご購入ください。
2種類用意しております。お値段や出来上がりの型に合わせてお選びください。
店員からのアドバイスも致します。随時ご相談ください。
※35本骨用 和紙( 無地) 税込 220円 ※表裏なし
※25本骨用 画仙紙(無地) 税込 440円 ※画仙紙側に印を入れております
1
扇絵を描いていただきます。
オリジナルデザインの絵や書をお描きください。
2
できた作品を当店に郵送ください。
(お仕立てに際して確認事項がある場合、到着後ご連絡させていただく場合がございます。)
3
職人が入念に仕立てます。
お仕立て時期の混雑状況によりますが、約一ヶ月で完成いたします。
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お手元にお届けします。
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描くにあたっての注意点など
全般的な留意点
- 必ず弊社の扇面紙にお描きください。
(※他店ご購入の扇面はサイズ等の違いにより、お仕立てできない場合がございます。) - 絵を描いた面が片面のみと両面とでは仕立て代が変わってきます。片面一本 白竹2,500円 染骨3,000円、両面一本 白竹3,250円 染骨3,900円、と別途消費税です。 (注意:両面描かれる場合は、扇子の出来上がりが厚くなる場合がございます。)
- 扇面紙に折れ目がついてしまうと、仕上がりに影響がございます。 折れないようにお気をつけください。
- 出来上がる扇子のサイズは、男性は7寸5分(22.5cm)、女性は6寸5分(19.5cm)となります。
絵と絵の具に関する留意点
- 水彩画や水墨画のように淡く描くと上手に仕上がります。
- 絵の具を厚く塗ると、折り目部分でくっつく、色落ち、破れ等の原因に繋がります。
仕立て作業にも影響がでてまいりますのでご注意ください。
※破損等の恐れがある場合はご連絡の上、お仕立てをストップし作品をご返却する場合も
ございます。 - 膠の加減は、湿度や気温によって影響を受けます。 強くしすぎると、折り目部分で引っ付いてしまいます。
- 使える絵の具は、
顔料(一般に絵手紙に使用されているものなど。)
摺り墨(墨汁は使用できません)
クレヨン(クレパスは使用できません)
アクリル系絵の具
油彩の絵の具(水性絵の具は使用できません) - 初めての方にはアクリル絵の具をお勧めします。
一度乾くと元にもどりませんので、筆はすぐに洗ってください。 - 日本画(顔料)の心得のある方も、絵の具や墨に色止めや膠を適量効かせて頂けると良いです。
逆に効かせすぎると紙の面が引っ付き傷めることになります。 - 折目をつける工程の際、一度扇面に湿しを与え、折り目をつけていきます。
色止めができていない絵の具の使用はおやめください。 - 手で軽くさわって絵具がついたり、はがれたりするものはお預かり出来ませんのでご注意ください。
文字・落款を入れる場合の留意点
- 落款を押印する際に、朱肉を使うと色止めが効かないため汚れてしまいます。朱肉は使わないでください。
落款に朱肉を使いたい場合、出来上がった扇子の上から押すというのも一つの方法です。薄紙で上から押さえ余分な肉を取ります。
少しかすれめの印影であれば汚れが気になりません。 - 文字を書く場合には、山、谷の線に沿って入れてください。
- 枠の線などは入れないでください。
- 文字や落款は、裁ち落とされない範囲内に入れてください。
- 紙の収縮により、数ミリのズレが必ず生じます。ご了承ください。
お申込書のダウンロードはこちら
扇面紙と一緒に申込書をお渡ししていますが、万一のため、申込用紙を用意しました。
印刷してお使いください。
※閲覧には Adobe reader などのPDF閲覧ソフトが必要です。
Adobe reader のダウンロードはこちら(※新ウィンドウかタブで開きます)。